運動神経は遺伝するのか
私は小さい頃から走ったり
運動したりすることがすごく好きでした。
言葉で自分の気持ちを表現することが苦手だったので
言葉にしなくても自分の気持ちが伝わる、運動をしている時が唯一自分でいられるような感じでした。
特に運動では負けることが嫌いで、
負けることが悔しくて一番になりたいと常に思っていたと思います。
でも、何で自分はこんなに運動・スポーツが好きなんだろう…。
自分がこんなに好きだったら子供たちも同じようになるのかと疑問に感じました。
子供たちは運動が好きになって、できれば運動神経がよくなってほしいと思った時に
そうであるならばできることはやらなければと思ったのです。
運動神経は小学校までで決まる!
運動神経の能力は幼稚園から小学校中学年にものすごく育成され、5歳から12歳がゴールデンエイジとなり小学校中学年までに80パーセントの能力が完成され、12歳でほぼ完成するというのです。
運動能力を伸ばす、刺激するということは子供時代に運動をするということ、それこそが大事なことのようなのです。
そこで気を付けなければいけないのは、ある特定のスポーツに偏らず多様な動作や視野、視点に触れて楽しく運動能力を育てることが望ましいとのことです。
また、骨密度を生涯にわたって決定づけるのは子供のころにどれだけ走って飛び回ったか、子供頃の骨密度は子供の頃の運動で決まる要素もあるとのことです。
そう考えると
小さい頃からの運動習慣をつけることは良いことだらけです!!
スポーツは精神面を成長させる
有酸素運動で脳が活性化する
体力がつくことで集中力UP
将来の健康寿命も延びる
それでは何からやっていったら良いのか?
マラソン?サッカー?野球?筋トレ?
いろいろ悩んだ末、
私は特定のスポーツを小さい頃からやらせればよいのではないかと
長女は4歳の時に新体操
長男は3歳の時にサッカー
を習わせてみました。
次男が生れて1年間の育休期間中だけではありますが
時間がないと焦っていたというのもありやらせるだけやらせてみようと
しかし、まだ長男は3歳…
ちょうど眠い時間に重なり泣いたり嫌々という日もありました。
こんなことさせて良いのかと葛藤しながら…
次男の育休も終え仕事へ復帰する為
そのスポーツの習い事は仕事上通えなくなり1年間という短い期間で辞めることになりました。
また次男が生れる際、上の二人の子を外に遊びに行かせてあげられなくなることから、運動不足にならないよう室内で遊ぶことができるようトランポリン・滑り台を購入しました。
まずはバランス感覚を鍛えることが大切
仕事へ復帰しまずは日々を乗り越えるだけで精一杯の日々が始まり
子供の日常生活を見ていくだけで子供たちの可能性を広げるためにできることはないか、なんて考える時間余裕もなくなっている状況でした。
それでも次男が自分のことが少しずつ一人でできるようになると
心にほんの少し余裕が出てきて
ネットで❝運動神経❞という言葉を調べていると
まずやらなければいけないことを発見したのです。
子供期においてはある特定のスポーツに絞ることをするのではなく、
優先すべきは基礎的な動きを体に覚えさせること!
持久力・筋力は成長のピークを迎えた頃から強化することがベストだということです。
確かにそうだなと実感したことがあります。
次男はサッカーボールを下手なりにも蹴ることはできます。
それでもボールを投げてキャッチしてとボールを投げると全くいってよいほど取ることが出来ないのです。
目をつぶったり、顔に当たったり
何でそんな弱いボールも取れないんだろうと…不思議に思うことが多かったです。
なんとなくどんくさい感じです。
長女も足で蹴ると手でキャッチする感覚は異なるようで難しそうでした。
そこで一つのスポーツをすることが今すべきことではないんだなと気づきました。
主人と私も気合を入れて体を動かそうと思わなければ
ダラダラ週末を過ごしてしまう為それではいけないなと
週末は家族で広い公園でサッカーをしたりキャッチボールをしたり散歩をしたり
バレーボールをしたりと体を思いっきり使って運動することを心掛けていますが
雨が降ったり風が強かったり寒かったりするとそう毎週末公園に行くこともできません。
週に1回多くて2回外で数時間体を動かしたからといって効果ははたしてあるのか…。
このいろいろなことを吸収する6歳までの期間を逃したくない思いから
室内で自然に体を動かせるようできるものはないかと考えた末現状家の中は
リビングにトランポリン・鉄棒・バランスボード
和室にサッカーゴール・バランスボード
室内の至るところにボール
外にサッカーゴール・滑り台・キックボード等
あえて運動しようと思わなくても何かの合間に自然に出来るよう
ところどころに体を動かす遊具を置いている状態になっています。
それでも自分ができる範囲のことをすることによって将来の子供たちの可能性が少しでも広がることを願って試してみている次第です。
今はまだ足も特別速いわけでも特定のスポーツが上手なわけでもありません。
効果がでるかどうもわかりません。
それでもスポーツや体を動かすことが好きになってもらえたら
いつか自分の好きなスポーツを見つけて打ち込んでいる姿がみられたら
という思いで私が今できるきっかけ作りをしています。