3人目を育てて、やっと指を使うことの大切さに気付く!!

子育て

3歳0か月の次男が
最近ぬりえお絵描きにはまってます。

その机に向かっている姿を見ると、
あまりにも集中していてそのオーラに驚きなんです!!

なぜか朝の6時前に起きてきて、自然と長男と一緒に共同で使っている
デスクに座っているのか、しゃがんでいるのか微妙な体制で塗り絵をしています。

長女と長男の学習机がリビングに向かい合わせに置いてあります。
長男の学習机を去年の半ば頃に購入し、やっと自宅に配送されました。

首を長くして待っていた長男が自分のものと喜んでいるのもつかの間、

当時2歳半過ぎの次男が
いきなりですよ。

ダイニングテーブルの椅子をごそごそ動かしだし何をするんだろう…と
様子を見ていると

なんとっ

長男の学習机の椅子の隣に並べて置いたんです。

1つの学習机に椅子2つは狭く長男もものすごく嫌がる為、
ダイニングテーブルの場所へ椅子を戻すも次男も譲らず泣いて嫌がり、
また次男が長男の学習机の椅子の隣に椅子をズルズル引っ張りながら戻すのです。

私も長男が小学生に上がる為長女と同じようにお兄さんになるという
節目の想いを込めて購入したものであるため、私としも二人では使わせたくなかったのです。

真ん中の次男は上からも下からもいつも挟まれ、子供なりに大変な思いをしている為
せっかくの節目としての小学生に上がる人生で一度しかない貴重な機会に購入したものなので独り占めさせてあげたかったです。

それでも次男が持ってくるダイニングテーブルの椅子を何度ももとに戻し、
使わない時にこっそり戻すも必ずそうではないと泣きじゃくり、
自分で長男の学習机の椅子の隣にまた置くのです。

私も長男もその姿にとうとう負けてしまいました。

今では所定の位置のように長男の学習机の椅子の隣には次男専用のダイニングテーブルの椅子が並んでいます。

そのかわり私が座っていたダイニングテーブルの椅子は…なくなってしまった為、
家の中にあったキャンプで使う赤い コールマンのコンパクトクッションチェア が置かれています。

 

見ての通り、
ダイニングテーブルは高くコンパクトクッションチェアは背丈が低いです。

そこに座るとダイニングテーブルからは私の顔しか出ず
すごくちぐはぐな状態で、最初あまりに変で
子供たちに笑われていました。

それがですね

なんとなんと意外にも座り心地がとっても良いのです!
結構やみつきになって、快適にずっと座り続けています。

初めて次男が学習机の椅子に自ら座りお絵描きをしている姿を後ろからみた時、
あまりの集中ぶりにこれは声をかけてはいけない空気だ…と察しました。

上二人の時には見たことがない姿だったのでとても衝撃だったのを覚えています。

上二人は1歳3ヶ月差の為同時に育ったようなもので、
今の次男のように物心ついた頃に毎日ペンを持って紙に書いている姉や兄はいなかった為、そこに興味も湧かなかったのだと思います。

兄弟の姿を毎日みているというのは、こんなにも違うものなんですね!

それからはわけの分からないグルグル文字を書いたり
絵とはいえないですが、とにかく好きなように書きたい気持ちを大切にして
集中して書いている時は声をかけずに見守っています。

 

余談ですが
箸の持ち方は鉛筆の持ち方に関係する
って言いますよね。

次男は箸を使いたいという気持ちも早い時期に芽生えていました。
2歳前後の頃に上の子と同じように箸が良いと言い出したのです。

家では周りを見てもスプーン・フォークを使っているものは誰もいないですし、
必然的に自分だけが違うのが嫌だったのかなと思います。

私は朝3人保育園に登園する準備がある為、箸を使って時間がかかることが嫌で
食事の時はスプーン・フォークを一緒に出していましたが頑なに見よう見真似で自分で箸を使っていました。

箸の前にはスプーンをグー握りではなく鉄砲のバンの形で握れなければならないと
保育園からのお便りで上の子たちの時に知ったのですが

次男と違って長男の時には
箸を持てるようになるまでが

本当に本当にとっっっっても苦労したんです…。

スプーンですらバンの手の形で持てず、ずっとグーで持っていました。
まずスプーンはグー持ちではなく、
バンの形で持てることが箸を使えるようになるには
重要なことなのだということをその時は知らなかったのです。

知った時には時すでに遅かったです。

指を何度バンの形にしても、すぐグーに戻してしまいます。
3歳からは保育園で箸を使う為しかたなく3ヶ月くらい前から強制的に補助箸を使わせることにしました。

補助箸は自分の指の力をそれほど使わずにつかめる為、
私は長男が箸を持てている感覚になっていました。

いざ
通常の箸を使わせてみると

全くつかめない…

もうすぐ保育園で箸を使わなければならないのに…持てない、どうしよう…

ものすごく焦り、その時は何度も長男を叱ってしまいました。
それでもなんとかあと数日で年少になるというときにかろうじて持てるようになったのですが、本人はものすごく辛かったと思います。

今考えると長男の箸がなかなか持てるようにならなかったのには
私が原因であったと反省しています。

長女と長男は1歳3ヶ月違いです。
ご飯をこぼされたり、飲み物をこぼされたりすることがすごく嫌で、
私は長男に対し食べさせてあげてばかりでした。

長男が1歳になった時に仕事へ復帰した為時間に追われ、
着替えも手伝ってしまっていました。

自分は仕事に間に合うのでそれは効率が良いに決まっています。
しかし長男にとっての自分でやりたい気持ちを奪い、やろうとする時間も与えられない環境でどうやってできるようになるというのか…。

今3歳の次男の様子を毎日みているとその違いに驚くのです。

3人となると一番下の子だけみているということもいかず、
朝食は作るだけでいっぱいいっぱいです。

朝は他にやることがある為、
基本的に一番下の子を手伝うところまで回っていません。
自分で手づかみでこぼしても何でも良いから
できるところまでは自分でやってもらおうというスタンスに変わっていました。

2人となると自分でなんとかしなきゃと気が張っていましたが、
3人となると逆にお手上げ状態で各自やってもらうところまでやってもらうしかないといった感じでだったのです。

それがかえって良かったのか、次男は何でもできることは自分でやり、
できないようなことも見よう見真似で兄姉の真似をしてなんとか自分でやりたがり、かえって私が手伝おうとすると頑なに自分でやると言い張るようになっていました。

その為いつのまにか自然にスプーン・フォークをグーではなく
バンの指で持っていましたし、補助箸を一切使うことなく、
箸の持ち方を教えるでもなく自分でなぜか持てるようになっていました。

長男の箸の練習は本当に大変な思いをした為あっけなく箸を持つ次男の姿をみて
不思議でならなかったです。

えんぴつも持ってみる?と誘うまでもまく自分で持って書いていましたし、
兄姉たちがぬりえにはまって塗っていると自ら自分で色えんぴつを選んでぬりえをしている姿がありました。

小学1年の長女の学校での漢字練習で片面漢字練習、
終わった人からもう片面の鬼滅の刃のぬりえをできるプリントがあり、
それを毎日たくさんもらってくるので兄弟3人でここ数カ月前から塗り絵に皆ではまっている状態です。

赤ちゃんの時から指をできるだけ使うこと、
使わせてあげることの大切さを
この二人の違いに触れ、気づくこととなったのです。

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