公文の国語を習い始めた理由3つ
1、小学校で勉強に躓かないようにする為
我が家は共働きで平日に習い事の送り迎えが出来ないという状況で、正社員として働いていた為育休復帰後はとにかく日々を乗り越えていくだけで精一杯でした。
働いていると仕事が休みの日に開講している習い事しかできないという制限がかかるのでそこがネックだなと感じています。
3人目の育休期間に上の子二人が保育園を退園し、今までなかった時間に余裕が出来たことで習い事に目を向けられるきっかけになりました。
保育園には行かなくなり自宅では乳児に目をかけなければならない環境で、上二人の子は自宅にいるだけでは能力を伸ばしてあげることが出来ないなと感じ、3歳からでも通わせられ、小学校に上がるときに勉強で躓かないようにできる公文に通わてみることにしました。
当時
長女:4歳年中
長男:3歳年少
2、時間に融通が利く
通う時間がとても融通が利くのが私にとってはとても救われている部分です。
通常習い事といったら、時間は〇時にスタートして〇時に終わるというのが一般的です。
しかし公文はというと、15時から20時までの間であれば基本何時に行っても大丈夫なのです。(開講時間は教室によって異なりますので事前に調べる必要があります。)
これは仕事に復帰しても続けられるのではないかと思った要因で公文を習わせようと決めた1つでもあります。
実際に現在は仕事に復帰し2年が経過しますが、18時前に退社し保育園・学童へお迎えに行った後18時30分~19時の間には公文へ到着するというルーティンが出来上がり今も続けることが出来ています。
共働き家庭には公文はおススメだなと思います!
本当は国語と算数2教科受講したいところではあるのですが、2教科を受講してしまうと終わる時間が遅くなってしまい自宅に帰ってから大きな影響が出ることと費用面から国語だけに私はしています。
3、週2回通うことが出来る
私は小さい頃にそろばんを習っていました。そろばんも基本週2回が基本です。
週2回あることで取り組む頻度、やらなければならない頻度が多くなります。
週1回だと触れる機会が少なくなり忘れてしまったり、次回が7日後となると行きたくないと感じる要素が強くなってしまう為習慣をつける為にはコンスタントに通うことが必要だなと思うのです。
週2回あることで親の私自身も子供が宿題を終わらせるにはどうしたら良いのかと考えます。
習い事って習わせていると安心という気持ちになってしまいますが、公文は毎日宿題をやらないと終わりません。
親自身も試行錯誤することで習い事任せにならないところも良いなと感じる部分です。
公文で苦労したこと
まず女の子と男の子という点で公文に対する取り組み方が全く異なることに最初は驚きました。
また一番上が女の子、二番目が男の子ということも重なって長男の宿題のやらなさにかなり頭を悩まされたというのが正直なところです。
長女に対しては特に思い悩まされることもなく、本人も嫌がることもなくコツコツとやっていたので苦労することはなかったです。
それに対し長男はまだ3歳…習わせるのがまだ早かったのかなと自問自答する日々が続きました。
一緒にやろうとしても違うことをやろうとしたり眠くなったりと公文当日の日に宿題が終わらずに私が怒る羽目になり泣くという繰り返しでした。
長男が先生に言われていたのは“筆圧がないので、鉛筆で何かを書くという行為自体が辛く感じてしまっている”のではないかということでした。
次男が3歳になって気づいたことなのですが、長男が筆圧がないということに思い当たる節がありました。
それは長男のことに関しては私が全て手伝ってしまっていたということなのです。
何を手伝っていたのかというと、食事・着替え・準備等…です。
長女2歳・長男1歳で仕事に復帰し時間に余裕がなかった私は、仕事に行く前にダイニングを汚されると片付ける時間が出てきてしまい間に合わなくなるということ、着替えや保育園の準備を一人でやらせているとこれもまた会社に間に合わなくなってしまうので、長男自身に最後までやらせてあげるということをさせてあげられなかったと感じています。
いたずらもそうです。子供ってティッシュペーパーをバーッとひっぱたり、綿棒を全部ばらばらに出してみたりすることがすごき好きだと思うのですが、そういうちょっとしたいたずらもダメ!!と私はいってしまっていたかもしれません。
そのせいで指先を使うことが少なくなってしまった長男はスプーン・箸・鉛筆の持ち方にも影響してとても苦労してしまいました。
長男とは違ってあらゆることを自分でやらせてきた3歳の次男をみていると、その違いを目の当たりにするのです。何も教えずともスプーンから箸に移行し箸を上手に使い、鉛筆も教えることなく上手に持っています。ぬりえもしっかり塗ることが出来ていて筆圧も強いのです。
その姿をみているといっぱい指を使わせあげるよう親が仕向けてあげられれば、3歳から公文に通わせる必要はないように感じています。
そのため3歳になった次男は公文には通わせていません。
長男は半年通った段階で「もうやりたくない…。」と言い出し、私も毎日この宿題のやりとりに精神的に辛くなり嫌々やらせてもしょうがないと長男だけは公文をやめることになりました。
それでも長女はずっと続けていました。その半年後、長男が4歳年中になった頃なぜか「また公文やりたい」と自分から言い出したのでその気持ちを大切にしようと公文を再開したのです。
宿題をやらないでためてしまうと宿題が終わらず泣いたり、公文へ行きたくなくなったりしてしまう為、いかに公文の日までに毎日少しずつプリントをこなせるかが重要になってきます。
今度こそ嫌になることなく続けてほしいという思いと続けられたということで長男に自信をつけさせてあげたいという想いがありました。
始めは夕方にプリントをやるようにしていたのですが、仕事に復帰してからは保育園から帰ってきてプリントをやるということが出来ないことに気づきました。じゃあどうしたら良いのだろう…。
考えた末に、小学校や保育園に行く前、朝家を出る前にやるということがベストだと気付いたのです。
長女は朝起きてすぐもしくは朝食を食べた後に公文の宿題をやるという習慣が身に付きました。
長男はまだ出来ないときもありお風呂の前にやったり、公文の前にやることもたびたびありますが、それでも以前のように泣くことはなくなり公文までには宿題を終わらせ行きたくないということもなく2年間続けることが出来ています。
公文の国語進度一覧表との比較
長女:小学校1年生(3月)
長男:年長(3月)
本来国語進度一覧表からすると二人は目標レベルには達していないのが現状だと思います。
進一基準とは学年よりも半年先のレベルということです。
長女は2年で習うレベルを少し先取りしている段階
長男は1年生で習う部分に入った段階
になります。
出来ればできることに越したことはないですが、まずは家庭での学習習慣をつけるという部分に重きをおいているのでそれ以外に関してはそこまで求めていないといった状況です。
3年半続けて成果が表れたこと
長女
毎日の自宅での学習習慣がついたこと
国語の成績に直結していること
長女の場合はコロナの影響で4月から2か月間自宅学習となり、6月から1年生として学校へ通えることになりました。
授業時間が少なくなった為授業のスピードも速かったです。
公文で何度も繰り返してやっとひらがなを理解するようになっていた為、公文をやっていたおかげで学校での遅れたスタートも焦る必要もなく心配もすることはなかったです。この点に関しては本当に救われたなと感じています。
今では毎日ではないのですが週の半分くらいは朝5時半に起きて机に向かって学校からの宿題でもないのに国語の教科書を自由帳に書き写しします。
それを繰り返してきたので1年生の国語の教科書は何度もめくったりしたりしているのでクタンクタンになっています。
1年生の学力テストの練習問題では公文でやっている問題が出たので間違えなかった!公文やっててよかった!と長女自身が公文へのやりがいを感じています。
算数もやりたいやりたいと最近ではずっと言っています。
成績も国語に関しては心配することがないです。
長男
毎日の自宅での学習習慣がついたこと
少しの自信がついたこと
1度は半年で公文を辞めるという事態になりましたが、そのままでは終わらせず自分でまたやると取り組んだことを2年間続けることができています。
長男は男の子でありながらも本当に泣き虫で何かあると泣けば許されるという意識がついてしまっていたのが私の悩みの種でした。
しかしこの経験から本人の自信にもなりだいぶ強くなったと思います。
学校へ入学する前から学習机で公文の宿題をするということをしてきているので学校へ行っても学習という部分での心配はしていません。
4歳から低学年の間で考えると
まさに『やっててよかった公文式!』です。